実は近所に、先日とある会社に入社したはずなのにもうニート?になってしまった若者がいます。
実家は農家なので、農業を継ぐのかと思っていたら、その家のお父さん曰く、「一度社会に出て社会人を経験してから農家を継いで欲しい」と思い、一般の会社に就職させたそうです。
確かに、どこにも就職経験が無いまま農業に入るのも良いかも知れません。
ただ、昔ながらの農業を続けて行くよりは、新しい思考や方法を身に着けてから、農業に携わった方が良さそうな気はします。
そこの家のお父さんは、それを期待して息子さんを就職させたのだろうと思うのですが、肝心の息子さんがサッパリ駄目で、入社して3日で会社を辞めてきてしまったのです。
最近よくある若者の傾向~といってしまえば話は早いように感じますが、そんな人が増えて行ったらこれからの日本は駄目になっていってしまいます。
もう少しよく考えて、自分の生活や家の事が良くなる様な方向に進んで欲しかったですね。
結局自分のその時の気持ちが一番大事で、それから何年~何十年か経った未来の事を考えたりはしない人が増えているのです。
今年、入社したけどすぐ辞めてしまった人はもう遅いですが、これから辞めようかと思っている人は今一度踏みとどまって、学生時代に就職活動していた頃を思い出してみて欲しいですね。
あの頃、どんな気持ちで就職活動をしていたのか?とか、何社巡って面接しに行ったのか?などを思い起こしてみたら、そう簡単には辞められないと思うのですが・・・
何故かホイホイと辞めて行ってしまうので、かなり違和感を感じているのです。
あんなに頑張って就職活動してもぎ取った内定だったのに、こうもあっさりと辞められる心理は一体どんなモノなのでしょうか。
その実家が農家の息子さん曰く、「入ってみたら抱いていた理想とはかけ離れていた」と言うのですが、入って3日でその会社の何が分かったと言うのでしょう?
どんな理想を抱いていたのかは分かりませんが、たった3日でその会社のすべてが分かってしまうと言うのなら、誰も就職活動などしないで仕事を決めてしまうと考えられるのです。
今年、就職活動をする学生の方は、これからの人生を決めるであろう会社に、夢や希望を抱いて就職活動をすることでしょう。
大学や専門学校を卒業して、入社した会社をすぐ辞めることが無い様な会社を選んで欲しいですね。
今後、定年まで働くのか、それとも途中で転職したりする可能性もあるかも知れませんが、何にせよ長い人生の中で一番最初に社員となる会社を、特に何も貢献したり働いてもいないうちから辞める事の無い様にして行きましょう。
でないと、何もスキルを身につけることも出来ず、職を転々と変えていくという良くない人生になってしまいますよね。
より良い人生を送るためにも、最初に入社した会社には、余程の絶望感を抱かない限りは長く勤めて行って欲しいと思います。
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