最近、とあるニュースと言うか報告に載っていたのですが、ちょっと前に流行った炭水化物抜きダイエットをして痩せた人は、将来的に老化する速度が速まると言う研究結果が出たとか何とか言うのです。
炭水化物抜きダイエットと言うと、ダイエットの成功率は高いけどリバウンド率も高い諸刃の剣的なダイエット法として知られていますが、未だに実践する人は後を絶たないダイエット法として知られているのです。
正しく･･･と言うか痩せた後の食生活を徹底する事によりリバウンドを防ぐことも可能ですが、例えダイエットに成功したとしても一定期間炭水化物の摂取が滞っていたと言う事実は、身体の中にしっかりと刻まれて行ってしまうのです。
では、炭水化物が一定期間摂取されない状態が続くと身体の中では一体どんなことが起きているのか？と言うと、まずは活動するためのエネルギーを得られなくなってしまったので、備蓄していた栄養を肝臓などから切り崩して使う事になります。
肝臓の備蓄が無くなると、今度は身体についている脂肪を燃焼し始めます。
この時、脂肪の中からケトン体を作り出して、糖質の代わりに消費する事で、炭水化物抜きダイエット中に起こりうる弊害を軽減して行くのです。
そうやって自分の身体を徐々に削って＝ダイエットして行って生命維持をして行きますが、途中で確実にケトン体すら作れなくなってくる時期が訪れます。
すると今度は、脳の機能が低下したり髪が抜け始めてくるので、ようやく身体が危険な状態になってる事に気付くのです。
脳の機能が低下してくると、記憶力が落ちて来たり突然眠くなって倒れたり～と低血糖状態の症状が出てくるので、流石にヤバい？と感じる人もいる事でしょう。
と言う感じで、炭水化物抜きダイエットをして行くと、身体への負担が大きいと言う事が分かると思います。
この負担が、将来的に身体の老化を促進する事に繋がっていくそうなので、出来ればダイエットは毎日食事を摂るか炭水化物の摂取量を減らさずにして行く事をお勧めします。
やはり、スッキリ痩せたとしても健康的な身体でなければ意味が無いと言うか、健康的に痩せないと痩せても楽しくないと思うのですが、どうでしょう。
それでも炭水化物をあまり摂らずに痩せたいと言う人は、糖質の代わりに働くケトン体を作り出しやすい中鎖脂肪酸を多く含んだココナッツオイルを食べたり・・・
燃焼しやすく脳の主要なエネルギーであるブドウ糖を摂る様にする事で、完全なる炭水化物抜きダイエットではないけど、極力炭水化物を抜いたダイエットを実践することが出来ると考えられます。
身体に負担をかけて痩せるよりも、毎日楽しく健康的に痩せた方が老化を促進させることも無いので、自分にあったダイエット方法に挑戦してみてください。
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